『（渋２１）松蔭線・トランセ移管初日の様子』

　２００２年３月１６日、この日から大橋営業所のメイン路線ともいえる（渋２１）松蔭線が、弦巻営業所に移管され

トランセ委託路線となった。

これに伴なって、それまで日野車の配置がなかった弦巻営業所に、多くの日野車が移籍した。

また、この日野車が初のトランセ委託車となり、トランセステッカーを貼られたその風貌にも注目が集まった。


（平成１４年３月１６日・松が丘交番前付近にて撮影）


ここでは、移管初日である１６日の各路線の様子をお伝えする。

今回の移管と同時にダイヤ改正が行われ、（渋２３・千歳線）との複合ダイヤとなり、松蔭線で渋谷に来た車両が

折り返し千歳線として「祖師ヶ谷大蔵駅」に、またはその逆のダイヤも多く見られる。

そのため、移管初日から上の画像のような様子も見ることが出来た。


（平成１４年３月１６日・渋谷駅にて撮影）

また、昨年１１月に納車されてから（渋２４・成城線）でのみ充当されていた日産ノンステップバス各車も

今回の改正から千歳線に充当されている。

初日は、リフト車の準備ができていなかった模様で、リフト車の代わりにノンステ車が「リフト車限定ダイヤ」の

運用に就いていた。　もちろんこのノンステ車も松蔭線の運用にも就いた。


（平成１４年３月１６日・祖師ヶ谷大蔵駅にて撮影）


（平成１４年３月１６日・渋谷駅にて撮影）

渋谷駅の乗り場の位置も変更されたが、利用者にとってはまだまだ改善の余地があると言えよう。


今後も、移籍した日野車がその他の路線に就くのかどうかという点などまだまだ目が離せない日々が続きそうである。

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